「正確に合わせたつもりがまた遅れているよ」
そんなことよくありませんか?
遅れる理由の多くは、
・電池切れや内部機器の故障
・精度
といった2種類になります。
精度?あまり聞き馴染みありませんね。
時間の進みや遅れの度合いのことを指します。
例えば…月の誤差を±60秒と定めていた場合、時刻が1分ずれていても誤差の範囲内で正常です。しかし、1か月で±10分・20分と遅れが出て、調整しても直らない場合は故障となります。 |
精度には時計の種類によって基準決められています。
ざっくりとまとめました。
別名”電池式”と呼ばれ、電池と電子回路で時計を動かしています。
特徴はとても安価で精度が良いところです。
クォーツ自体のグレードにもよりますが、大体月差±60~120秒ほどが許容範囲です。
ほとんどの時計ではクォーツ式が採用されています。
機械式時計の動力はぜんまいの巻き上げ力のみ!
リューズをぐるぐると巻くやつですね。
実は電池式時計に比べ、精度が悪いです。
日差±10~20秒くらいまでが許容範囲とされています。
その上、巻き上げないといけない手間があるのにも関わらず、、、めっちゃくちゃ高いです!
『機械式=高級』と覚えておいてくださいね。
※時計本体の性能やブランドによって精度の幅も違ってきます。
クォーツ式の場合、電池の消耗が一番に考えられます。
取付時点ではもちろんのこと、取付していない場合も電池は常に自己放電しています。
電池交換の場合、交換した時点で正しい動作に戻りますが、交換しても戻らない場合は以下の原因が挙げられます。
時計の針を進める部品が消耗・破損している場合があります。
動作している以上、部品も常に消耗を始めていることはご存知でしょうか?
変な話、使っていなくても少しずつ経年劣化していっているのです。
他にも、強い衝撃を与えたり磁気の影響を受けたりしても故障の原因になったります。
その場合は、部品交換が必要となります。
いかがでしたか?
時間がズレるといっても色々な理由がありましたね。
某高級時計なんかも時間のズレが±120秒だったりするので、「精度は意外と価格に比例しないのかな?」なんて私は思っちゃいます。
私たちtimberdyも何百万の時計も精度はそんな大差ないので、精度は価格に比例しないんだなーと感じました。